大和の国の初代天皇 神武天皇の両親、
鵜芽草葺不尊（うがやふきあえずのみこと）と
玉依姫命（たまりひめのみこと）がご祭神の「日根神社」。

この神社では田植え前に秋の豊作を願い春に祭礼がある。
「まくら祭り」（毎年5月4日・5日）と呼ばれ
5mもある竹にカラフルな枕25個を飾り付け、大変重いのぼりが3基。
安産や良縁、そして安眠を祈願して巡行する国内でも珍しい祭りだ。

枕のぼりをかつぎ五社音頭※を唄いながら日根野、長滝、上ノ郷を練り歩く。
５日の本宮では日根神社から長滝のお旅所まで渡御する。
今年は5年ぶり、にぎやかに開催されそうだ。

ちなみにこの枕は地区の方々が毎年絵柄を工夫して手作りされている。

※五社音頭は、日根神社例祭「まくら祭り」、ゆ祭り、宮座の宮送りで唄われる伊勢音頭系の民謡。
かつてはヤレナイ節と呼ばれていたが、1965(昭和40)年五社音頭と命名。
このとき初めてゆ祭りに五社音頭が奉納された。
文献によれば８世紀前期の養老年間に和泉五社の放生会があったという。
その後、和泉国を代表する五つの神社（大鳥神社、穴師神社、聖神社、日根神社、積川神社）
が、朝廷から社領を受けて五社の祭りをしていたそう。
（泉佐野市立図書館「いずみさのなんでも百科」より抜粋）

日根神社
大阪府泉佐野市日根野631
TEL：072-467-1162
アクセス：
・JR「日根野」駅から徒歩20分、
又は南海バス犬鳴山行「東上」下車すぐ。
・南海本線「泉佐野」駅から南海バス
JR日根野駅経由犬鳴山行で20分「東上」下車すぐ。

日根神社

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